最終更新日 2025年3月27日 by edgea
「両面タイプの太陽光発電のメリットが知りたい」
「太陽光発電は今からでも遅くない?」
「株式会社エスコシステムズさんの評判が知りたい」
近年では日本では大規模な自然災害が発生していることから、万が一の非常事態に対する備えとして、太陽光発電を検討する過程が非常に増えてきています。
太陽光発電を検討するにあたり、注目したいポイントとしては、エスコシステムズさんなどそれぞれのメーカーから販売される太陽光パネルの機能や出力と言えるでしょう。
その中でも近年発電効率を引き上げる上でメリットが多いとされているものが、太陽光パネルの両面パネルといえます。
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目次
太陽光の両面パネルとは
そもそも太陽光の両面パネルとはどのようなものなのかと言うと、一般的なパネルは表面だけで光を吸収しますが、ウラ面からも光を吸収して、直流電気を生み出すことができるものを指しています。
一般的なパネルは太陽電池が鳴らんかった裏面24のバックシートを取り付けた上で、表面に光を通す強化ガラスを取り付けているのが特徴です。
裏面は光を通すことができないので、表面だけで発電を行えるシステムとなっています。
両面パネルとなると、裏面も表面と同じように光を通す強化ガラスが取り付けられるため、地面からの反射した光などを裏面から吸収した上で発電することができます。
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両面パネルを導入することのメリット
反射光の吸収によって発電効率が上がる
このような両面パネルを導入することには大きなメリットがありますが、反射光の吸収によって、発電効率が上がることがその1つに挙げられます。
太陽から降り注ぐ光は、地面や壁などに反射しているのが事実です。
片面パネルの場合には、パネルより高い位置にある壁などから反射された光しか取り込むことができないのです。
両面パネルを設置すると、地面や下のほうの壁などから反射された光を、裏面から吸収することが可能です。
このようなことから設置場所の状況によって、大幅に発電効率を上げることが期待できます。
融雪効果を高めることも可能
そして積雪の多い地域で導入した場合には、融雪効果を高めることも可能です。
積雪量の多い地域となると、片面パネルに雪が積もってた場合には、除雪作業、もしくは気温上昇によって時計を待つなどしなければ、晴れの日でも発電できなくなってしまいます。
このような環境においては、人力で除雪作業を行うことが難しいでしょう。
自然に溶けるのを待っていれば、かなりの時間が必要です。
その一方で両面パネルを設置した場合には、裏面のパネルで地面等からの反射光を吸収した上で、発電を継続させることができるのです。
発電の際には熱が発生することから、表面に積もった雪を溶かすことも促します。
ヒーターがなくても融雪効果が得られるでは、両面ならではの強みといえます。
垂直に設置しても一定の発電量を維持できる
さらには垂直に設置しても一定の発電量を維持したり、発電効率をアップさせることができます。
片面の設置となると、南向きであり、なおかつ30度の傾斜をつけなければなりません。
このようなことから建物の屋上に設置するとなると、床に課題とパネルを設置しなければならないのです。
その一方で両面は東西向きに垂直設置することにより、通常の設置方法と同じ程度の発電量を確保することが可能です。
設置場所を別の用途にも活用したい、できるだけスペースを残したいと考えるのであれば、両面の方がかなり運用しやすくなります。
両面パネルのデメリット
このように多くのメリットがあることがわかっていますが、反対に注意しなければならないことがあるのも事実です。
片面よりも費用が高くなってしまう
それは片面よりも費用が高くなってしまうことです。
両面となると、片面と比べた場合には価格が2倍前後となります。
このようなことから、購入する前に本当に費用を回収することができるのかを事前に確認しましょう。
FIT制度の認定を受けた場合には、住宅用太陽光発電においては10年間、産業用の場合には10年から15年ほどで初期費用を回収することが可能です。
しかしパネルの価格が高ければ高いほど、制度の固定買取期間中に初期費用回収できない可能性が大いに考えられます。
設置前には実績が豊富な販売店に終始発電量のシミュレーション等を頼み、両面を導入した方が良いのかを慎重に検討することが大切です。
効率アップにつながらない可能性がある
そして2つ目のデメリットとしては、反射光の少ない場所では、効率アップにつながらない可能性があることです。
反射光が少ない場所に設置したとしても、発電効率のアップにはつながらず、収支のバランスの維持が難しくなってしまいます。
特に黒色の地面、壁などは光を吸収しやすいことから、反射光を得ることが難しくなります。
雑草が生い茂っている状態では、光は反射されなくなってしまうでしょう。
特に野立に両面パネルを導入したいのであれば、除草作業を行い、防草シート、アルミシートなどを敷くことが求められます。
すべての住宅に設置できるかどうかはプロの確認が必要
住宅の屋根に両面を設置しているケースもありますが、すべての住宅に設置できるかどうかは、プロに確認することが求められます。
また設置することができたとしても、初期費用をFIT制度の固定買取期間中に回収することができない可能性も大いに考えられるのです。
どうしても両面を設置したい場合には、住宅用のソーラーカーポート等を検討することも1つの手段です。
まとめ
ソーラーカーポートを利用すれば、両面の設置を前提に設計されているものも多く、裏面からも発電が可能です。